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BISHUこだわりのモノづくり。

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木玉毛織株式会社の“思い”をご紹介

日本独自の紡績機「ガラ紡」

ガラ紡(がらぼう)とは、明治初期に日本で発明された糸を紡ぐ機械の名前です。
ワタを詰めた筒を回転させ上に向かってひきのばしながら糸を巻き取っていくという手紡ぎの原理を動力化した独創的な方法で糸を紡ぎだします。
糸車での手紡ぎしか手段の無かった当時の日本では、たいへん画期的な大発明でした。

明治10年代には、愛知県の三河地方に一台産地を形成する程に。しかし明治中期には効率が良く均一な糸ができる洋式の機械の登場で、ガラ紡はその勢いを無くし時代を経るごとに徐々に衰退していきました。
現在、現役で生産を続けているガラ紡機は、片手で数えられる程の非常に希少価値の高い技術なのです。

弊社にあるガラ紡機も、15年程前に、縁あって豊田の廃業された工場から移設してきたものです。(機械所有/日清ニット)
消えかけた日本独自のご技術を何とか残していこうと、たくさんのご縁にささえられながら、今日もまた“ガラガラ”と生産を続けております。

ガラ紡の歴史

ガラ紡の発明者:臥雲辰致(1842-1900)
ガラ紡の発明者:臥雲辰致(1842-1900)

明治六年
長野に住む元僧侶の発明家、臥雲辰致(がうん・ときむね)により発明される。

明治十年
ガラ紡機が、内国勧業博覧会にて最高位の『鳳紋褒賞』を受賞。全国に広がる。

明治十二年
水車紡績法の登場で三河地方に一大産地を形成する。

明治中期
洋式紡績業の普及に押され、太糸生産に方向転換することで細々と生き延びる。

戦後
衣料品不足により一時的に活躍するも徐々に衰退。

現在では 全国で2~3件しか現役で動いているガラ紡はなく、博物館でしか見られなくなる日も遠くはいかもしれません。
風前の灯であるこのガラ紡を何とか残していこうと、かれこれ十数年。沢山の人の輪に支えられながら、今日も糸を紡いでいます。

最後まで無駄にしない原料選び

木玉のガラ紡は、JOCA(日本オーガニックコットン協会)正会員の大正紡績株式会社さんより原材料を分けて頂いております。

オーガニックコットンとは有機栽培綿のこと。

3年以上農薬・化学肥料を使っていない農場で自然のサイクルに逆らわない環境に優しい農法で育てられた綿だけが、オーガニックコットンと呼ばれます。

現在、世界中で使われている農薬の約3割が綿栽培に使用されており、これは世界の農地に占める綿栽培の割合に比べてあまりにも多い割合です。

口に入るものでは無いため紡役使用の基準が甘く、効率重視の綿栽培では、どうしても大量の農薬や枯葉剤が使われてしまい、農家の方達の健康被害も問題視されています。

大正紡績さんから分けて頂いているという原料は、従来の高速紡績の際に繊維が短いため振り落とされる「落ちわた」と呼ばれるもの。
この落ちわたは、ある程度は再利用されるのですがその大半は廃棄処分となってしまうのが実情です。

しかし、ガラ紡のゆっくりとした紡績法はその繊維の短い落ちわたでも十分に使い切ることができるのです。
農家の方が1つ1つ丁寧に摘み取ってきたわたですから、最後に上がってきた小さなわた玉も、またほぐして使っています。

つまりキタマのガラ紡糸は3R(リデュース・リユース・リサイクル)の中でも一番効果があると言われている「リデュース」を実践していると言えます。
そこから生まれた弊社製品の魅力も是非、その手にとって、実感していただければと思います。

ガラ紡は別称「和紡(わぼう)」とも言われ、“和”は和やか(にこやか)と読みます。
kitamaの製品を手に取る方、使う方々に和やかな時間を過ごして欲しい。
そんな思いからkitamaのリビングブランド“nicori”が誕生しました。

MADE IN JAPAN

木玉毛織では紡績から縫製までの全ての工程を日本国内で行っています。

MADE IN JAPAN

木玉毛織では紡績から縫製までの全ての工程を日本国内で行っています。

糸を作る
糸を作る
染める
染める
布にする
布にする
形にする
形にする

卸販売、OEM製造について

木玉毛織株式会社では小売店様向けにガラ紡のオリジナル商品を卸販売しています。
ご注文は卸専用ウェブサイト(会員制・非公開)へのご登録が必要になります。
登録方法は条件等をメールでお知らせしますので、その旨ご連絡ください。
またOEMについても承っておりますので、お気軽にご相談ください。

〒494-0011 愛知県一宮市西萩原字上沼40

 

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